歯肉に触れる部分がレジン(プラスチック)で作られた保険診療の入れ歯です。
金属素材よりも多少厚みがあるので熱が伝わりにくく、食べ物の温度が感じにくくなります。また、人によって装着時に少し違和感を覚えることがあります。
一般にレジンは、他の素材と比べて適合性がやや劣ると言われていますが、最近ではこのデメリットを改善できるレジン床義歯も出てきています。保険適応なので安価に治療でき、ほとんどの症例で使用できるといったメリットもあります。

プラスチック義歯は厚くて異物感があり、プラスチック義歯は強度を守るために厚くなってしまいます。しかし、金属製義歯は金属ですから薄く作っても丈夫です。金属製義歯は口の中での異物感がかなり軽減されるようになります。さらに、金属は温度を伝達するため、食べ物の温度が伝わります。これが意外に高評価で、温度感覚が増すことで食感が向上します。

特徴

金（ゴールド）は、腐食による変色が起らず、精密な加工を行いやすい金属です。
見た目が良いだけでなく、身体に優しい素材です。
厚さは、樹脂製義歯の1/3～1/5で加工できるので、口内の違和感がほとんどありません。
また、特に熱伝導に優れています。

特徴

腐敗せず、軽く、アレルギー反応を起こしにくい、身体に優しいチタンを使用します。非常に軽く安全性が高い金属です。金属部分は、4.5g（1円玉5枚程度）の軽量さです。また、左記のようにイオンコーティング加工を施したチタン床義歯は、美しい色調の表現はもちろん、微妙な色味を患者様の好みに合わせて調整することが可能です。金属味がほとんどなく、丈夫さも兼ね備えています。