入れ歯は作ったら終わりではありません。快適な状態を維持するためには日々のメンテナンスが欠かせなくなります。このメンテナンスこそが入れ歯の最大のポイントといっても過言ではないでしょう。
まず日々の手入れ。食事の後は必ず入れ歯をはずして掃除をする必要があります。残っている歯がある場合はその歯もしっかり歯磨きをし、その上で入れ歯も専用ブラシなどで水洗いをしていきます。もっとも基本的な重要なメンテナンス方法となります。
それから入れ歯洗浄剤を使用したメンテナンス。これは1週間に2~3週間程度行います。日々の掃除では落としきれない汚れをしっかり落とす上で非常に重要なメンテナンスとなります。
そして定期健診。日々のメンテナンスでは落ちない汚れができてしまった場合は審美歯科で研磨剤などを使用して掃除する必要があります。また、入れ歯も使い続けていれば磨り減ったり、劣化していくものです。入れ歯が快適な状態を維持しているか、何か問題が発生していないかをチェックするためにも定期健診は重要です。
定期健診の間隔は入れ歯に使用される素材によっても異なってきます。消耗度の激しいプラスティック製などではより頻繁に見てもらう必要がありますし、耐久度に優れた素材を使用している場合はそれほど頻繁に通う必要はありません。
ただ半年程度に一回はチェックしてもらうことが理想的です。毎日必ず使用するものだけに、入れ歯は常にベストなコンディションで活用したいもの。そのためにもメンテナンスは欠かさないことが重要になってくるのです。
入れ歯は時間と共にすり減ったり、口の中の変化により合わなくなってくることもあります。また家での手入れでは取り除くことができない汚れもついてきます。残っている歯が一本もない方は今の入れ歯を長く快適に使って頂くために、また、残っている歯が数本でも今ある歯の健康を守るために、ぜひ定期的に歯科医院に来院しメンテナンスを受けられることをオススメします。
当院にて自費診療を受けられた全ての歯を対象としたが欠けたり・割れたりした場合。
※尚、このシステムは再治療が生じた場合の保証です。現金による保証返金は致しません。
保証外
装着日より1年以上経過した場合。
(入れ歯の修理費又は再作製費は患者様のご負担になります。
また、装着後1年以内でも以下の場合は入れ歯の修理費又は再作製費は患者様のご負担になります。)-
通常では考えられないような使い方をした場合。
(例えば歯で栓を開ける、歯で糸を切る、など) -
当院の指導による口腔内管理を怠った場合。
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治療時に全く予想できない変化が、治療後口腔内に生じた場合。
(歯根破折、腫瘍、のう胞、根尖病巣、など) -
歯ぎしり・噛みしめ・くいしばりのひどい方。
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歯ぎしりのひどい方でナイトガードを毎晩入れられていない場合。
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当院とご相談した間隔で定期検診に来院されなかった場合。
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部分床義歯で鉤歯、残存歯が使えなくなったり、抜歯に至った場合。
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医師の判断により、保障の範囲外と認められた場合。
(急性う蝕などにより支台歯が使えなくなった場合、他院での治療が加わった場合、など) -
当院とご相談した間隔で定期検診に来院されなかった場合。