歯ぐきの安静と口内炎の予防のため、就寝時には入れ歯を外しましょう。外した入れ歯はブラシで洗ったあと、洗浄剤を入れた容器に一晩浸しておきましょう。歯ブラシでは落ちにくい細菌も除菌することができます。
翌朝入れ歯を使う前に流水でよく洗い、ぬめりが残っている場合は軽くブラシで洗ってください。
一般的に、義歯は、高温・乾燥により変形する材質を使用しています。熱いお湯をかけたり浸したりしないでください。
お口の状態は日々変化します。いつもお口にぴったりのものをお使いいただくためには、調整が必要です。
長く快適に使うために半年に一度は定期検診をお受けください。
入れ歯安定剤は、一時的に義歯を安定させるものです。義歯のゆるみ等が気になる場合は、お早めに、歯科医師にご相談ください。
歯ブラシや洗浄剤で落ちにくいタバコのヤニ・茶渋などは、ヤスリ等で無理に取ろうとすると、義歯が破損する原因になります。無理に取ろうとせず、歯科医院で取ってもらいましょう。同様に、クラスプ(金属のバネ)がゆるいからと、ペンチで曲げたりしないようにしましょう。