寝る時の入れ歯
2017.10.14
大阪府東大阪市大阪入れ歯義歯センター助手の竹原です。日増しに秋の深まりを感じる季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。近頃、患者様に寝る時入れ歯はどうしたらいいのかという質問が多く様々な意見をお聞きすることが増えました。今回は入れ歯の寝る際の正しい使用方法についてお話します。寝る際、入れ歯はそのままで寝てもいいという意見もありますが、当院では入れ歯は寝る時は外していただくことをご説明させて頂いております。なぜ、寝る時は入れ歯を外さないといけないか、分かりやすくいくつかご説明いたします。まず一つ目に、睡眠中には唾液の分泌が少なくなって乾燥した状態になります。殺菌作用をもつ唾液が減少することによって細菌が口の中に増殖しやすいため、入れ歯などの異物は口の中にない方が細菌の増殖を抑えられます。二つめの理由は顎や歯茎、粘膜の安静のためです。さらに、入れ歯によって歯茎に口内炎ができる場合もあるので口内炎の予防のためにも外すことをおすすめします。最後は、部分入れ歯で、特に小さい入れ歯は就寝中に飲み込んでしまう危険性があります。また、誤飲に関する過去の事故では、総入れ歯に近い大きさの入れ歯でも誤飲の報告があるため慎重さも必要です。さらに、高齢者や認知症などの病気で入れ歯がノドにひっかかっても気づきにくい可能性がある場合は特に危険です。ですので、良いお口の中の状態を保つためにも寝る際は入れ歯を外すことをおすすめします。入れ歯の事なら大阪入れ歯義歯センターへ
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