知歯周囲炎
2016.7.23
大阪府東大阪市 大阪入れ歯・義歯センター歯科衛生士の近藤です。
今日は知歯周囲炎についてお話しします。智歯とは、いわゆる親知らずのことです。大臼歯(大人の奥歯)の中で最も後ろに位置する8番目の歯です。親知らずは生える場合と生えない場合があり、生える場合は10代後半から20代前半に生え、親に知られることなく生えてくる歯であることがその名前の由来だとも言われています。
親知らずは歯が完全に生えなかったり、歯の生える位置や方向が悪く斜めに生えたりするために、食べかすが隣りの歯との間や親知らずの周囲の歯ぐきに入り不潔になりやすい為歯肉が炎症を起こしてしまいます。これを智歯周囲炎(ちししゅういえん)と言います。
智歯周囲炎が周囲の軟組織や顎骨に広がると顔が腫れたり、口が開きにくくなったりまた飲み込む際にも痛みがでます。
智歯周囲炎を放置した場合、入院をして抗生剤と栄養を点滴で身体に入れることも起こり得ます。
親知らずだからと言って必ず抜かないといけないという訳ではありません。
口腔内状態やリスクを考慮した上で判断することが大切なので一度歯科医院で相談してみましょう。
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