入れ歯の種類

イボカップ義歯(超硬質樹脂性精密義歯)

イボカップ義歯とは

加圧填入方式加熱重合法を用いたレジン床義歯のことです。イボカップ方式の入れ歯は、ヨーロッパのリヒテンシュタインで開発された、大変精度のすぐれた義歯制作システムによって作られた入れ歯です。これは、通常、保険で作製される加熱重合法より寸法変化が極めて少なく、精密で正確に適合します。義歯製作中に起こる変形は、義歯の吸着力に影響を与えます。
硬度が高いため、レジン床でありながら破損の心配もほとんどありません。また、他のレジンより匂いがないというメリットもあります。

特徴

  • 約3トンの圧力によってレジンを填入します。
  • 精密で正確に適合します。
  • 垂直方向の変化が無くリマウントや咬合調整が不要です。
  • セット時のタイムロスが最小で済みます。
  • 高い適合性があります。
  • 衝撃に強く、臭いが付きにくく変色しにくいです。
  • 超微細ポリマーでモノマーとの比率が高い高品質レジン床です。
  • 歯垢(プラーク)の付着が少なく、お掃除が簡単です。
  • 患者様にとって最も生理的に適合する自然な状態の歯並びと 人工歯肉の形を綿密に診査診断を元に設計します。
  • 成形時の変形が最も少ない方法で成形するため、 患者さんにとって理想的な自然に近い形の義歯を最終義歯として高精度に完成させることが出来ます。
  • こうして製作された快適義歯は調整も余り要らない快適にフィットした状態でご使用いただけます。

義歯に付く嫌な臭いの原因は何?

一般的に行なわれている義歯の成形方法ではこのプラスチック(レジン)の収縮が補正されないまま義歯が出来上がってしまいます。その為、変形や内部に肉眼で見えない細かい気泡がたくさん入った多孔質のプラスチックになってしまいます。

加熱成形とイボカップの比較

上の写真は2種類の加熱加圧レジンを325倍に拡大した写真です。
左は従来の過熱成形、右がイボカップ成形です。 加熱成形は顕微鏡で拡大すると、細かな気泡が多数見られ、すき間だらけが目立ちます。それに比べて、イボカップ成形は顕微鏡で大きく拡大しても、ほとんど気泡が認められず、樹脂が高密度に充填されていることが確認できます。この違いが臭いの違いになるわけです。

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